Lyric

夜が明けて白んだ空の下

世界でいちばん愛しい声で

君が「おはよう」を囁く

流れ星みたいな刹那の幸せ

嘘つきは嫌いだけど

もう忘れるねっていって

思い出すことしかできない

僕はちゃんと嘘つきだね

君が他の誰かの隣で手を繋いで

笑ってるところなんて

この世界の終わりよりも

見たくないから

僕が主演の恋物語を作って

君をヒロインにしよう

他の誰にも触れられることのない

夢の中で

僕の手が君の温度を忘れて

移ろう時とは裏腹に

僕の心の花瓶には今も綺麗な

紫苑の花

冬化粧してぽつりと

寂しそうな顔をした

カレンダーのページをめくって

過去の記憶偲ぶ日々

遠く離れた君の幸せなんて

願うことはできないから

他の全部を消し去って

君と生きていたいよ

この先2人だけの楽園の中で

永遠の時間を過ごそう？

この物語のキャストは

僕と君で足りるから

独り君の幸せを願う代わりに

ずっと隣に居させて

他の誰にも触れられることのない

夢の中で