沈黙を選べないのジャケット写真

歌詞

最前線

Waku

最前線、異常なし

てか異常があっても関係ない

海を見つめていた

同時に他のことも考えていた

見えないことが何より幸せだった

言葉になる前のこの木目調

言葉にするため引き換えた命音を立てる今日

その様はガラガラと祝福するよう

水を含みながらもそれで向かえる

この船は、この船は

独りだろうが関係ないんだ

立ち向かうことを決めた

対メジャー

俺をスケールで測るな

そんな代物じゃ舐められたもんだ

大切な人、この手で収めた

布で拭ったドス黒い重油が吹いた風の行方を伝えた

Youthの時の無力さもない

子供の時の熱ならそのまま

地下から地上に落とさずに来た

行方も何も探さなくていい

お前の目の前で先導する

作戦開始だ皆帆をあげな

最前線異常なし、これより作戦を開始する

最前線異常なし、これより作戦を開始する

最前線異常なし、これより作戦を開始する

絶望の中では遊ばない

失うものに涙する人生

影を落とした雑木林が

ひた走る俺の顔面を捕らえた

あまり俺を見くびるな

勝手に請け負うことも船の上ではルールさ

それを守らない多数派の姿すらも見てみたいものだな

内通者は殺し甲板から下ろした

しけたタバコに火を点け割れたラム酒の瓶に捨てた

男だからやっているわけじゃねえ

稼ぐためにやってねえ

帆になびく風

米の秋連れ

かく語りきは目にしない全て

「誰も予想しないことが起こるよ」響いて

最前線異常なし

最前線異常なし

最前線異常なし

最前線異常なし

最前線異常なし、作戦、開始します

  • 作詞者

    Waku

  • 作曲者

    Dot Vintage

  • プロデューサー

    Waku

  • ラップ

    Waku

沈黙を選べないのジャケット写真

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想像力を夜に集める男自らが、沈黙を選ばなかった日々の断片集

アーティスト情報

  • Waku

    物事を遠くから見つめるような歌詞と日常的、直接的な表現の組み合わせによって生み出される彼の哲学は現代社会に生きる多くの人を惹きつける。自身を「犠牲」や「媒体」とするその姿勢には他者に対して委託をする意思と自己が等身大であることを強調していることが垣間見える。クリエイティブ集団ToTを牽引するWakuは何を見つめ、何を為すのか。

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ToT

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