歌詞

目に余るアニマル 言葉に飢えるなんて

贅沢な暮らし 聴いてみクラシック

とっくに言葉は要らんと気付く運命

始まる 嫌になる 子連れの増えるサンデー

同輩は暮らし築いてジェラシック

パークなどと銘打って立ち去る幽霊

の如く人目につかず一服したいが

ここじゃ吸えんなあと肩落として

他の公園に向かう道すがら よりによって

初の恋をくれた彼女に出くわす

３人目抱っこして長男自転車乗れてる

青も春も過ぎ去ったこの道はしかも

いつかこの人と手を繋いで歩いた通学路

手に余るアニマル 歌に恋するなんて

飼い慣らせんどころか正直シック

ハックできる未来も描けけなくなって

何になる？ 歌になる と信じてたなんて

信じられんどころか積んだリリック

そっくり先週の火曜に棄てちまって

からのたまに思い出したように

自称詩人が夜中に目を覚まして

やっぱ俺天才タイムのち目覚ましが鳴って

睡の魔に魂吸われて座れぬ

満員電車の中ネクタイで喉を締め付ける

本の音が溢れぬように備えて

いつか見た夢は夢だったと言い聞かせた日々

も歌になってんじゃん

遅いことなんて何もないじゃん

生まれた時に神様に「はい100年」

って渡された覚えないじゃん

だから寿命減りようがないじゃん

てか増えてく一方じゃん

歳は取るもんじゃなくて

重ねてくもんで今日もバースデイじゃん

「そんなことして何になる」

ってそれ言い出したらビッグバンから

今日までの全部の出来事がそうじゃん

何したっていいじゃん

何に恋したっていいじゃん

QとAの末にいつも辿り着く

変わらない自分が今日の自分を変えてく

矛も盾も受け入れて進んでく

ペン先はもうじき大サビに足を踏み入れる

初の恋をくれる名文句よ降れ

君に恋するのは初めてなんだからな

性が欲するのは女の裸と限らないぜ

俺は歌に恋をして生きてゆく