歌詞

駆け足で待ち合わせの駅に向かう

遅刻した僕に何か言いたげな君の瞳に

気付かないフリをする

ふくれっ面の君の機嫌を直すために

君の好きなジュースを自販機で買う

多忙な日曜日は始まったばかり

手を握ることすらためらった

あの日が随分昔のように感じる

初めて触れた手のぬくもりを

今でもまだ覚えてる

僕の手を引いて歩く君の背中を

この先いつまでも見ていられるかな？

君が立ち止まりそうなときは

僕が手を引いてあげるから

だから迷わず君の望むほうへ

僕らの描く未来へ

休日の人混みでにぎわう街並み

楽し気にあちこち見回る

君の服選びの旅は終わらない

いつもより少し派手な君の指先に

気が付いているけれど

「綺麗だよ」なんて

君が図に乗るから言わないよ

『君はいつでも素敵だよ』と本当は思ってる。

照れくさくてそんな言葉は

口に出せずにいるけど

どんなものでも君と味わえば

贅沢に感じられるから

明日の見えぬどんなに暗い夜でも

あなたと歩いて行きたい

そんな君の隣にいる事が

今の僕の幸せ

帰りの時間が近づいてきて

胸の奥の寂しさ押し殺して

またねと手を振る

君のカバンにこっそりと忍ばせた手紙

ちゃんと気付いてくれるかな？

次に会うときはもっと素直に

想いを伝えられたらいいな

そう思っていたら上着のポケットに君からの手紙

僕の手を引いて歩く君の背中を

この先いつまでも見ていられるかな？

君が立ち止まりそうなときは

僕が手を引いてあげるから

だから迷わず君の望むほうへ

僕らの描く未来へ

二人の描く未来へ