Lyric

妙に静かで

落ち着かないなら予報は雨だ

至って普通を装って

抜け出した、酷く晴れた夜へ

明日を思うと出会ってしまうのきっと、拭えない不安に

声を掛けた猫は退屈そうだから

構わず月を見た

歪んだ日々のそばで笑って

煌めいて、謎めいた横顔で

描いた時の中を歩いてく

綺麗な理想を焚べて

僕は、僕のままで

見たいのは「今」なのに

一秒ちょっと前しか近づけない

次第に呑まれて

眠らない君とただ二人

静かに燃える恒星　育って揺らいだ感情

溢れそうで怖いや

冷たく香る風は顔に染みるけど

前だけは向いていたいや

変わらない君のそばにいたくて

戯れた声で口遊む

明日への言葉を探した

君は、君のままで

描いた道の途中で

夜は頬を撫でた

明日への想いは変わらない

それでも見つけるから

歪んだ日々のそばで笑って

煌めいて、謎めいた横顔で

忘れたりしないよいつだって

君と綺麗な夜のすべて

描いた理想のすべて照らして

強く、強く抱きしめて

明日への言葉を交わした

「君は君のままで」

僕も僕のままで