ひととなりのジャケット写真

歌詞

くらげになった少女

ひととなり

涙に似た水を飲んで

膨れたお腹 可愛くないね

大好きだったお菓子もドレスも

もう似合わない 二度と着れない

何がそんなにいけなかったのか

呪う言葉は泡と弾けるだけ

恋に憂いて 手を汚して

綺麗な声も何もかも失って

人魚姫になりたかったのに

少女はゆらゆら

憂きもせず

捻くれきった疑り深さ

不満げな唇 可愛くないね

真っ赤になるほど石鹸で洗っても

臭いが取れない気がしてるんだろう?

全て 自分の選択の結果

呪うなら手前を

どうぞお好きなだけ

目を腫らして 毒を吐いて

綺麗な心 どどめ色に汚して

死んで霊 楽になりたかったのに

少女はゆらゆら

息もせず

月明かりの海に浮かび

悲しみも全部溶けてしまった

噛み千切る唇さえ もう無い

生きてるかどうかすら怪しい

恋に憂いて 手を汚して

綺麗な声も何もかも失って

人魚姫になりたかったのに

少女は流されるまま

冷たい海 震える指

揺蕩う

やがて意思も薄弱となり

人魚姫になりたかったのに

少女はゆらゆら

生きもせず

  • 作詞

    幸福86號

  • 作曲

    幸福86號

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ひととなり
1st full Album
「ひととなり」

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