歌詞

分かってないな

時間はお前を醜くする

話しているこの瞬間も

着実にずっと

私が保護しなければ

老い腐るばかり

もっと感謝されるべきだ

そう 思うだろう？

指先から薬品の匂い

化学記号が躍る

襟元から知性の臭い

歪んだ理性が笑う

夜に紛れ

最小限の打撃で

老いの苦しみから君を

救い出してあげる

剥製はね

芸術なんだ

君には分からないかも知れないけれど

永遠を歓びなさい

お礼なんていらないよ

あぁ もう喋れないか

簡単な事ばかりで

感嘆など久しく無い

淡々と過ぎる日々に

端を発して

初めは轢かれて死んだ

愛犬への未練から

後はもう抵抗なんて

何処へやら

指先から薬品の匂い

化学記号が躍る

襟元から知性の臭い

歪んだ理性が笑う

指先から薬品の匂い

噛んだ深爪 蠢く

襟元から知性の臭い

取返しはつかない

夜に紛れ

最小限の打撃で

老いの苦しみから君を

救い出してあげる

神様はね

僕にこの役目を与えて下さったんだよ

分かるかい？

まぁどちらでもいいのだけれど

さようなら

愛しているよ

その美しさを

私が保護しなければ

どいつもこいつも老い腐るばかり

もっと感謝されるべきだ

そう 思うだろう？