

遠ざかる街の灯り
風が運ぶ懐かしい匂い
路地裏の片隅 そっと潜む影
月の光に溶ける静寂
瞳の奥に映る星々は
誰かが落とした夢の名残
古いベンチに腰かけながら
流れる雲を見送る夜
時の狭間に揺れる心
遠い記憶がそっと囁く
星降る夜に染まる街
ひとり佇む影がひとつ
過ぎ去る日々の欠片たち
風の中で揺れている
黒猫の瞳に映る空
瞬く星が優しく光る
さよならも言えないまま
夜の向こうへ消えてゆく
踏みしめる石畳 響く足音
冷えた空気が頬を撫でる
名前も知らぬ誰かの夢が
夜の片隅で囁いている
眠れぬままの窓辺の影
欠けた月がそっと微笑む
触れられそうで届かない
星屑のような想いだけ
星降る夜に染まる街
ひとり佇む影がひとつ
過ぎ去る日々の欠片たち
風の中で揺れている
黒猫の瞳に映る空
瞬く星が優しく光る
さよならも言えないまま
夜の向こうへ消えてゆく
もしも願いが叶うなら
あの夜にもう一度戻りたい
消えない光を胸に抱いて
夢の続きを探しに行こう
静かな夜に響く歌
星のように瞬く瞳
黒猫はただ見つめていた
遠い夜空のその向こう
- 作詞者
神託ROID
- 作曲者
神託ROID
- プロデューサー
神託ROID
- ミキシングエンジニア
神託ROID
- ボーカル
神託ROID
- プログラミング
神託ROID

神託ROID の“黒猫の瞳に映る星空”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
黒猫が歌う夜の物語
神託ROID
- 2
夢の続き、あの路地で
神託ROID
- 3
午前零時のささやき
神託ROID
- 4
夢を紡ぐ少女と猫
神託ROID
- 5
風が運ぶ黒猫の足音
神託ROID
- 6
琥珀色の瞳
神託ROID
- 7
月影と黒いしっぽ
神託ROID
- ⚫︎
黒猫の瞳に映る星空
神託ROID
- 9
さざめく夜と黒猫の夢
神託ROID
- 10
虚空黒猫汚染
神託ROID
- 11
煙る街と迷い猫
神託ROID
- 12
電脳茶屋と黒猫の影
神託ROID
月の欠片が夜を照らすころ、ひとり、またひとりと足を止める。
それは黒猫が歌う、誰も知らない夜の物語。
孤独な夜の隙間にひっそりと現れる黒猫。
その瞳に映る街、擦れた声で紡がれる歌は、懐かしくも幻想的な物語の扉を開く。
導入は、静かに闇へ誘う「黒猫が歌う夜の物語」。
路地裏に続く夢、「夢の続き、あの路地で」。
ささやくように始まる夜の息遣い、「午前零時のささやき」。
やがて、夢を紡ぐ少女との出会いが夜を彩り、
軽やかな足音が風とともに響く。
琥珀色の瞳に映るのは、誰の記憶か、どんな願いか。
夜のピーク、「月影と黒いしっぽ」では、
黒猫がまるで月と踊るかのように、街を自由に駆け巡る。
だが、夜は永遠ではない。
星空に沈む瞳、揺らぐ夢、溶けていく輪郭。
喪失、迷い、沈黙——黒猫の姿は次第に虚ろになり、
「煙る街と迷い猫」では、夜そのものが霞んでいく。
それでも、物語は終わらない。
「電脳茶屋と黒猫の影」では、
老いた黒猫が静かに物語を語り継ぐ。
それは誰かの記憶に残る、小さな夜のしるし。
ノスタルジックで幻想的な全12編。
これは、黒猫が歌う——夜のための物語。
アーティスト情報
神託ROID
黒猫の囁きのように、静かに、深く心に沁みる音を。 神託ROIDは、ノスタルジックで幻想的なサウンドを紡ぐアーティスト。 Lo-Fi、チルポップ、トランス、サイケデリックを自由に横断しながら、 日本の伝統文化と未来的なテクノロジーを融合させた唯一無二の音世界を創り出す。 その音楽は、まるで黒猫が夜の街角でそっと語る物語。 懐かしさの中に潜む非現実、優しさの中に揺らぐ影。 現代と過去、夢と現実の間を彷徨いながら、聴く人の心にそっと寄り添う。 「音」そのものが語り部となり、やがて“神託”となって届く。 それが、神託ROIDの描く幻想都市の風景です。