歌詞

夜が明けて、日が登って

澄んだ空、月よりも遠く

眺める命のパノラマ

追いつけないほど過ぎ去っていく

乱れた髪、気にもせずに

そのまま君は流れていった

解けた髪、気に留めずに

そのまま君は攫われた

この手に覚えた手触りも

今も耳に響くその声も

全ては今に、全ては過去に

あなたが忘れていった温もりを

愛を形に残したくても

すべては永遠に溶けてゆく

期待して、足掻いて

この手を伸ばすほどに見えなくなって

日々は僕らを嘲り進むの

幸せを謳う春の風も

心の先濡らす雪も

意思の海に溶けゆく一雫

答えなんてどこにもないよ

ただ夕陽のように強く、淡く燃やす

肺を満たした喜びも

君と繋いだあの掌も

夜明かして朽ちてゆく

この手に覚えた手触りも

今も耳に響くその声も

全ては過去に、今もこの胸に

あなたが忘れていった温もりを

愛を形に残したくても

すべては永遠に溶けてくだけ

この夜が明けるその時には

朝陽がまた僕ら照らすでしょう

この日々が終わるその時には

月がまた僕らを包むでしょう