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歌詞

Lazuli

チキンスープ

雨ざらしのまま

花壇の彩りたちは

誰か待ち続けていた

摘まれる事を知らないふりして

無色透明な味気ない夜に

窓に映る欠けた月見て

もどかしい日々重ね合わすから

振り向けないの

疼きに目を逸らす

とめどなく繋がる感情

描いた歪な嘘を続け

くすむ色塗りつぶす

限りない空に流れる雲は

誰にも掴めないように

嗚呼 檻の中涙

流し自由な羽根に憧れてた

君が知らない花の色は

隠せない群青の妖しさ

誤魔化すようにキスして笑ってた

白く照らされた路地裏の隅で

一輪花が咲いていることにも

気付かされてた

ため息と焦燥感

泣いたらもっと素直に

現実に手を引かれ

この傷に触れてたいだけなんでしょ

乾いた花瓶に水を差して

さんざめく止まらない感情

あの日と変わらず嘘を続け叫ぶ

心すり減らす

何もない空に消えた夢のかけら

もう誰も覚えてないし

嗚呼 泡沫のような

ありふれた日常の記憶たち

君にあげた花の色は

懐かしい群青の儚さ

誇るように抱きしめて笑ってた

ちぎれたまんまの絆なんかじゃ

誰も繋げないけど

ほら いくつもの通り雨が

ただ言葉奪っていくから

誰かのために 咲く理由もなく

誇らしく枯れて行くのだろう

生きた証だけそれだけを胸に秘め

僕は泣いたんだ

このまま空に

消えてしまいたいと思ったんだ

人生なんて 嗚呼

忘れ去ることの 繰り返しなんだな

それだけだろう

君も知らない花の色は

輝いた群青の幼さ

隠しながらも風に揺られてた

  • 作詞

    Kentaro Tajima

  • 作曲

    チキンスープ

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チキンスープ初となるフルオリジナルアルバム。
アルバム全体で小説のように、一つの男女の物語として構成されているコンセプトアルバムになっています。
物語に彩りを加えるようにロック、ポップス、エレクトロニカと多彩な楽曲で構成されている全8曲となっております。

アーティスト情報

86Music

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