

墨色の 微睡み
浅き 夢の あわい
行灯の 灯が 揺れて
夜を 溶かして ゆく
和紙の 上に 落ちる
墨の 一雫
滲み 広がる 影に
心を 映して
筆先に 宿るは
八百八町の 夢
浮世の 景色を
この 毛先に 込める
描く 描く
夢の 続きを
滲む 滲む
夜の 面影
描く 描く
名も 無き ものを
墨の 中に
閉じ込めて
人の 顔も
町の 影も
皆 移ろいて
留まらぬ
されど この 一筆に
残る 色形
朝が 来るまで
夢を なぞる
濡れて 広がる
墨の 縁に
わっちの 心が
溶けて ゆく
目を 閉じれば
まだ そこに
江戸の 夜が
揺れて いる
墨色の 微睡み
醒めぬ 夢の まま
行灯の 灯は 消えて
夜は 静かに 明ける
- 作詞者
Liminal Reverie, shintaro
- 作曲者
Liminal Reverie
- プロデューサー
shintaro
- 共同プロデューサー
Liminal Reverie
- プログラミング
Liminal Reverie

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墨色のまどろみ
Liminal Reverie
墨のにじみのように、ゆっくりとひろがる夜。
行灯の灯りに照らされながら、ひとり、筆をとる。
描いているのは、景色か、それとも記憶か。
かたちにならぬ想いが、和紙の上にそっと残る。
触れれば消えてしまいそうな、浅い眠りの中で。
この夜は、まだ醒めない。
アーティスト情報
Liminal Reverie
**Liminal Reverie(リミナル・レヴェリー)**は、 「現実と夢のあいだ」をテーマにした インストゥルメンタル・プロジェクト。 昼と夜のあいだ。 賑わいのあと。 現実と夢が、まだ分かれきらない瞬間。 そこに残る気配、余韻、空気を音にする。 和と洋、対になる二つの軸を持ち、 和:江戸lofi 洋:Liminal Reverie それぞれ異なる世界観で楽曲を制作している。
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