Lyric

涙すらもままならぬ行く末など睨む

もう過ぎたことさ

曇天と僕らの火種

まだ青く染まる空の下

ひどく涸れた風が吹き荒れる

履き潰した空白の日々

暖かくもない橙を感じてたっけな

知らぬ間群青が

僕らを翔かせ

忘れかけてはいけないと知り

嘆き、喚き

雫が溢れ落ち

涙の理由求めては

あの頃になった気がして

去り行く風揺られて

青い炎をやっと思い出した

知らないフリ続けて

いつまでだって追いかけて

街のあの黒さも

どっとおどかして

彗星のような一撃を

悔しさ抱いて食いしばれ

曇天切り裂いて

見たことない空見上げよう

散々唱えた

枯れ葉は散るって

今の僕には

涸れた声も同じように

本当はもっと期待したくて

あの頃と同じような

知らないこと

それでいい

半端な色落ちしてる今日にさいなら

準備はいいか

思い出せ誓うなら

重い目を擦れ

ぼやけた視界

鏡の前立ち眩んだまま

今日までを取り戻すように

足りなかった

今からでも遅くないと

退化してても良いから前へ

雨止まずとも歩むんだ

過ぎ去る時噛み締め

青い炎をもう一度

先の見えない真核

掴むまで追いかけて良いから

寂しさをぐっと堪えて

燦然なる空翼広げ

空を切って閃光響け

御伽話じゃないこれからを生きる為

涙堪え切れず溢れ出して

瞼拭う手を取ってくれたのは

あの頃の青い記憶

理由なんてそんなもんだろ

次は僕の番だなんだとほざかせてくれ

空いた穴に手を伸ばして

涙の理由求めては

あの頃になった気がして

去り行く風吹き上げ

青い炎はやっと盛って

知らないフリ貫け

いつまでだって追いかけて

街のあの黒さも

どっと惹きつけて

彗星のような輝きを

儚さと愛を握り締め

曇天切り裂いて

見たことない空見上げ

青に染まっていく