歌詞

空に浮かんだ五線譜　まだ言えないありがとう

砂のついたラムネ　はなから出る気がないビー玉

忙しくて忘れてた　そうなればいいと思ってた

急に現れる記憶は　ノックの仕方も知らないみたい

眠れない夜が答えでよくて

聞こえない声は耳の側

いつか終わる日々を宝物と呼んで

綺麗に並べて　眺めて　微笑んでたんだけど

もったいないからさ　端から消して

ほら元通り　始めから何もなかったように

足りていない優しさは　上手くいかない今日のせい

きっとそうじゃない　解って出来ない

自分が嫌い

なんだかずっと忙しい　もう生きてるだけで素晴らしい

誰も褒めてくれやしなくても　あなたは今日もえらい

会いたい人はここにいなくて

会えないあなたは心そのもの

変わらない日々を　当たり前と呼んで

雑に広げて　散らかして　興味を無くしても

戻れないから　じゃあ端から拾って

もう居ないのに　追いかける似たような影同士

どの瞬間も輝くのは少し後の方で

痛くても 揺らいでも　今が1番愛しい事を伝えている

ここまで

浮かんだ顔が答えでよくて

明日も生きる意味だったりする

今は終えた日々を　思い出と呼んで

大事に閉まって　忘れて　ほこりかぶっていても

中を覗いたら　そのままの色で

仕舞う必要のない未来もあったはずで

いつも終わる日々を　宝物と呼んで

そばにいさせて　笑って　抱きしめていたいけど

また会えるからさ　好きな景色の下で

ほら元通り　初めから笑っていたように

空に浮かべた五線譜　もう言えないありがとう

汗をかいたラムネ　影には映らないビー玉

みたいな想いが　胸の奥にずっとあって

言葉になれないままひっかかって

輝きは今日も増して

今でもあなたに心が会いたがって