静かな夜の街
ひとりで歩いていた
見上げた星空は
涙でぼやけた
あなたのいない部屋の隅で
立ち尽くす
今でも残る微かな香り
消えないように Ah
涙溢れて見上げた星空に
あなたの幻を探した
また会える日を待ち続けていた
残酷な愛よね
涙で滲んだ夜空の中
あなたの影を映していた
叶わないと分かっていたのにね
願い事してみたの
願い事してみたの
薄明かりの部屋で
二人の時間が刻む
あなたは「おいでよ」と
私に微笑んだ
愛することを教えてくれた
ずるい人
次は私に忘れる勇気
教えてよ ねぇ…。
小さな部屋薄明かりの中
あなたが私を抱きしめた
肌に触れて目を閉じた瞬間には
永遠を感じたの
あなたが眠る前のワガママ
私の髪を撫でてキスして
優しかったあなたの、その全て
きっと、夢だったのね
きっと、夢だったのね
涙で滲んだ空星に
あなたの幻を探した
また会える日を待ち続けていた
残酷な愛よね
涙が乾いて見えた空に
光輝く無数の星
もう泣かないと誓って歩いた
「さよなら」と言ったのよ
大好きなあなたへ
- Lyricist
Kotori Kawashima
- Composer
HAL
- Producer
HAL
- Vocals
Kotori Kawashima
Listen to SORA by Kotori Kawashima
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- ⚫︎
SORA
Kotori Kawashima
こんにちは、川島琴里です。今回のオリジナル楽曲「空星」は、私自身の心の中にあった想いを歌詞とメロディに込めた一曲です。
「涙が流れると、星が見えなくなる」。このフレーズは、自分が苦しい時にふと見上げた夜空から生まれました。悲しみの中では、どんなに近くにあっても希望や光が見えにくくなってしまう。でも、涙を拭ってもう一度空を見上げると、そこには変わらず輝いている星たちがいる。それは、私にとって「前を向く勇気」を与えてくれる存在でした。
この楽曲は、そんな経験を基にしたメッセージを込めて作りました。ピアノとストリングスが織りなす繊細な音色に、私の声を乗せて、聴いてくださる皆さんの心に優しく寄り添うような楽曲に仕上げています。クライマックスでは、星空が一面に広がるような壮大なサウンドを目指しました。
どんなに辛い夜でも、必ずどこかに光があると信じてほしい。そんな想いを届けられたら嬉しいです。
ぜひ、「空星」を通じて、あなた自身の中に輝く星を見つけていただけたらと思います。