Lyric

待ちきれない60秒

焦らされてるような秒針

逸る気持ちに胸は高鳴る

だけど一歩が運べなくて

深い息を身体に巡らせ

鼓動抑えて辿り着く

たった一言が今はまだ

言えない弱さが邪魔をする

その目を見つめて逸らさずに

真っ直ぐ真っ直ぐ心へ届けます

映る姿の見え方を

確かめてしまうのが怖い

笑い誤魔化す事しかできず

良く見られたい背伸びをした

歩む速さと足並み揃え

置いてけぼりを逃れてた

歯痒い思いともどかしさ

声を聞くだけで涙した

手を伸ばせば触れられるのに

遠く遠く感じるのは何故だろう

１つになるその時だけは

他の何もかも忘れて

渡せない手放したくない

ほんの一瞬だけでも良い

その腕に包み込まれたい

幸せと虚しさは表裏

記憶を上書きするなんて

リセットしない限り出来ない

指を絡めたその右手の

温もりを忘れたくはない

終われば全て夢のように

儚く静かに消え去って

それでも止まぬ嵩む思い

全て叶いはしないのに