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「眠れぬ夜にめくる、濡れた手記から紡ぐ音」
mondfish名義としては初のアルバムとなる本作は、メンバー二人のギターやサンプリングで構成された作品集である。
楽曲制作は全てデータのやり取りで行われ、メンバーの一人が作ったベーシックトラックを、もう一人が独自に解釈し、パートの追加や再構築をするという手法をとっている。楽曲の背景はアンビエント、ドローン、ノイズ、電子音響、シューゲイズ、クラシカル、現代音楽、クラウトロック、ニューウェイヴ等多岐に渡るが、即興的な要素と、過度に作りこまないラフな音像という点は全曲で共通している。“seagulls”、“closer”、“sleepless”におけるアンビエントな側面と、“S.P”、“Chebucabra”、“dot/sq”におけるダークな側面の振り幅は、メンバーのバックグラウンドの広さを如実に表している。
ギタリストのkaetsu takahashi(CINEOLA、Lucid And The Flowers、forestpeople、etc.)とアンビエント作家のYorihisa Tauraによるユニット。ギターを用いたアンビエント/ノイズミュージックを軸にしつつ、エレクトロニカ、民族音楽、ジャズ、クラウトロック、シューゲイザーなどのジャンルを取り入れており、その雑食な音楽性を特徴とする。 2015年に1stアルバム『obscure codex』とMario Grönnertとのスプリットアルバム『In two seas』をリリース。さらに、コンピレーションアルバムへの参加、リミックスワークなども手がける。Sophia A. Whiteによる映像作品『Unusual California』には、楽曲「Slowdiver」が使用されている。
Non-REM Records