

誰もがもう手を出さないと言った
あの夜の匂いは 過去のものだと
だけど街は 今日も
透明なものを 静かに取り込む
ビルの隙間
人のあいだを抜ける風
無臭のまま
気づかれずに
深く 深く
取り込まれていく
それは悪じゃないと教えられた
名前を変えれば 許されると
貼り替えられたラベルの下で
誰が
誰のために
罪を見逃す?
We’re all addicted to nothing
見えないものの中で
呼吸するたび 少しずつ沈んでいく
No one calls it poison
それが毒だと 誰も言えない
止められないから 正義に変わる
We’re breathing in silence
音もなく 満たされて
気づかないまま 侵されている
遠い場所で火が灯る
誰かが線を引いた夜
見えないはずのその影が
この街の呼吸を揺らしていく
止まり 眠れぬ海の上
流れず 途切れかけた供給
それでも欲しがるこの街は
何も知らずに 回り続ける
足りないと騒ぎながら
手放そうともしない
わかっているくせに
これが普通だと信じ込んでいる
We’re all addicted to nothing
透明な依存の中で
壊れていくのに 気づかないまま
No one calls it poison
それを正しいと呼んでいる
便利という名の 免罪符
失うことすら 恐れている
We’re drowning in silence
音もなく 流されて
ただ笑って 沈んでいく
それでも続けるのかと
誰にも届かない問い
それでも…
俺らはまだ
気づかないふりして
目を伏せたまま
Invisible addiction
Filling up our lungs
We call it life, not poison
That’s the biggest lie
No color, no warning
No reason left to deny
We’re already drowning
And we still call it life
We’re all addicted to nothing
終わらない呼吸の中で
この世界ごと 同じ色に染まっていく
No one calls it poison
名前をつけなかった罪
気づいた時には 戻れないほどに
We’re breathing in silence
誰も叫ばないまま
静かに壊れていく このまま
- 作詞者
SEIMEI
- 作曲者
SEIMEI
- プロデューサー
SEIMEI
- その他の楽器
SEIMEI

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Addicted to Survive
SEIMEI
見えないものを吸い込みながら、
それでも人は、それを「生きている」と呼ぶ。
毒か、必要なものか。
名前を与えられないまま、
世界は静かに回り続ける。
気づかないふりをして、
目を伏せたまま。
本作は、現代における“依存”をテーマに、
呼吸のように当たり前になった違和感と、
それでも前に進み続ける人間の姿を描いた一曲。
ChillhopとBluesを基調にしたミッドテンポのグルーヴに、
Lo-fiドラム、温かみのあるベース、
ミニマルなギター/Rhodesの旋律が重なり、
夜の中を進むような静かな推進力を生み出す。
語りかけるようなボーカルとともに、
この楽曲はゆっくりと内側へ入り込み、
“生きるための依存”という曖昧な境界を浮かび上がらせる。
これは毒なのか、
それとも、生きるために必要なものなのか。
アーティスト情報
SEIMEI
**SEIMEI(セイメイ)**は、音を通して“もうひとつの現実”を描く。 所属プロジェクト EASYGOING47 は、個の持つ断片的な記憶と感情で構成された音の実験場。現実と幻想のあいだにある「心の余白」、孤独や混沌にそっと触れるような作品を主とし、"誰かの現実に寄り添うための音楽"を制作している。 「音は無機質でも、そこに込められた意図は人間の温度を持つ」と信じ、活動を続けています。 個の先にある感情、そして共鳴――その狭間に耳を澄ませていただければ幸いです。
SEIMEIの他のリリース
EASYGOING47



