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本作は、均等に刻まれる日常の退屈な檻を両断し、意味を剥ぎ取られた声の断片と圧倒的な狂暴律動によって現在地を祝祭のダンスフロアへと変貌させる「実存の覚醒と執着の強奪」をテーマにした、128BPM爆走の極上ビッグビートです。過剰に整形された現代ポップスの無菌室的なスタジオ加工や凡庸なメジャーコードの安易な救済を徹底的に焼き尽くし、巨大なスネアクラックとアシッドなシンセベースが暴れ回る多層的なブレイクビーツに、ピッチシフトされたソウルフルな男性ボーカルのチョップド・サンプルが融合。イントロの最初の数秒から、耳に残る不条理なパターン・インタラプトの冷酷な4つ打ち単音キックがリスナーを急襲し、脳内を強引に監禁します。鋭利なブラススタブ、サビで大爆発する「look how far」という3語の呪術的ループの密度変化だけで胸を締め付けるダイナミズムを構築。最後は完全遮断の極致へ至ります。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。