Lyric

ふと気づいてしまったの

君の胸の真ん中燻る 小さな炎

そう 世界中で唯一の

あぁ 名脇役になれたらなんて

真っ逆さまなんだ

天井の土に(両手で)

涙の水を降りまいて笑うのは

どこに隠れているの(君は何を想うの)

花の陰で息を潜め待っているの

でももう夕暮れだよ(羽は薄くなって)

カゲロウが落ちていく

ねぇ 忘れかけているでしょう

何度撮ってもぼやけてしまう

月が溶けていく

カメラは返すよ(あぁ このまま)

きっとこの場所で

写すものなど色褪せさえもしないから

何を見つめているの(君は何を選ぶの)

包み込むような陽だまりに吸い込まれたの

このゲームは終わろう(見つけられないまま)

さよなら 言えない

どこに隠れているの(十数える間に)

答えのない問いをいつまでも唱えたけど

毎日の夕暮れは(私を強くしたんだ)

カゲロウは眠る