

「故郷の春には色があるの。」って
君があまりに自慢気に笑うもんだから
この胸の奥の方でくすぶったままの
蕾のままの想いも咲かせたくなったんだ
夏のせいだとかゲレンデマジックとか
季節を理由になんか使いたくないけれど
これからの僕らの不透明な未来を
その色で照らし出せないもんかな
不安を刻む鼓動
おいこっとの音
揺れる車体で誤魔化してた
その時車窓を染めた
その色に確かに春を見たんだ
空に舞い上がった青い願い
そっとそっと花開く
停車駅告げたアナウンスに
そっとギュッと君の手を握った
渇いた風吹く夜
ぶつかりあって
窮屈な理屈探したくなるその時は
車窓を染めた
理由のないあの感情を
もう一度同じ景色を
移り行く季節の中で君と
そっと一歩立ち止まって
確かめ合うものそれはきっと
黄色い黄色いあの春のように
胸に咲き誇った君への想い
ギュッとギュッと指にはめ込んだ
それは咲き誇った花のように
ずっとずっと僕らを照らし出す
きっと黄色いあの春の色
- 作詞者
884
- 作曲者
884
- レコーディングエンジニア
Yusuke Fujihara
- ギター
884
- ボーカル
884

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