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歌詞

cigarette

長利和季

もしも世界が終わるなら 最後に何を願おうか

誰もいない暗い暗い 路地裏へ逃げ込んで

「ああ、煙草の一本でもふかしときゃよかったな」

そんなありふれた ちっぽけな欲望が漏れ出した

いつものように改札を抜け 諦観した日々を生きて

かつて描いた夢もぬるいぬるい 水に浸かって腐って

「ああ、大人になるって こういうことなのかな」

虚しさが肺を満たす

行き場を失った熱も 凍えるような孤独も

すぐに忘れよう 傷つかないように

街に灯った燈も 冷たくなった身体も

すべて忘れよう 灰色の煙にして

明日世界が終わるなら 最後に何を願おうか

あなたはいない いないから価値なんてない

胸に絡まる倦怠感は気分が悪いから

道端に吐き捨てた

幸せを手に掴んだって 気づく頃には過ぎ去って

不幸な自分に 酔い潰れるように

不自由のない現状に 満たされることはないから

俯いたまま 伸びた影を見てた

行き場を失った熱も 凍えるような孤独も

すぐに忘れよう 傷つかないように

街に灯った燈も 冷たくなった身体も

すべて忘れよう あなたのように

あの日失った熱を 凍えるように抱きしめよう

もう誰も 傷つけないように

街に灯った燈下 冷たくなった身体に

灰をかぶせ最後に願おう あなたを忘れぬように

あなたを忘れぬように

  • 作詞者

    長利和季

  • 作曲者

    長利和季

  • プロデューサー

    長利和季

  • ボーカル

    長利和季

  • ピアノ

    長利和季

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2021.12.18 Release
長利和季 1st full album「curtain call」

1.morning
2.cigarette
3.あなたが目覚めたその朝に
4.寝室の幽霊
5.わたしのすべて
6.約束
7.いらない
8.Music Worker
9.camellia
10.もっと愛して。
11.月の光のように
12.candle
13.night blue
14.いつか光を失くしても
15.おやすみ
16.curtain call

アーティスト情報

  • 長利和季

    宮城県出身、音楽家。心を唄う鍵盤弾き。 2018年、ワンマンライブ「いつか光を失くしても」公演中に音楽性ジストニアであることを公表。喉と右手の治療に専念するため一切の音楽活動を休止した。 2021年、右手の症状の緩和に伴い2月1ヶ月連続ライブ「ただいまの第一歩」を開催し、ピアノ演奏で1ヶ月のロング公演を走り切った。 同年12月、これまでの音楽活動のすべてを1枚に込めた1st full album『curtain call』をリリース。 2024年、約7年の闘病を経て音楽活動へ完全復帰。2026年6月20日(土)に仙台PITで完全復帰ワンマンライブ「エンターテイナー」を開催することを発表した。

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