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メカニカルキーボードの打鍵音がメインのパーカッションとして機能する、極限までミニマルで中毒性の高い「タイピング・コア・ポップ」です。
122BPMのシンプルなリズムに乗せて、クリック音、スペースキーの打撃音、エンターキーの響きだけで構成されたビートに、柔らかいベースの鼓動と小さなシンセプラックだけが寄り添います。感情の起伏をあえて抑えた、ハーフウィスパーのキュートな女性ボーカルが、ドライなミックスによって至近距離で囁きかけます。
テーマは「深夜のデスクで抱える、現代のインターネット的な孤独」です。画面の向こうでずっと光っている「オンライン(緑のドット)」を見つめながら、「好き」と打ち込んでは消し、下書きに保存してしまうもどかしさを歌っています。「I love you」と打とうとして「I loaf you」とタイポしてしまうシュールなブリッジなど、TikTokでミームとして拡散されそうなキャッチーさの裏に、切実な寂しさが隠されています。
無音(サイレンス)と余白を楽器の一つとして効果的に使い、一度聴いたら脳内をループして離れない、次世代のベッドルーム・ポップです。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。