歌詞

知らんぷりも

少しずつ上手になって

傷つけない　嘘もつくわ

雨上がりの　水たまり踏みつけたく

なってみても　しょうがないわ

エタノールに溶けた好きな香りで

自分の機嫌を取ってみるの

焼き菓子の様にほろり崩れて

気分が変わるなら 容易いものね

もういいかいなんて

簡単に言わないでね

冷めてなんかないけど

火傷させてあげたいな

コーヒーカップを

つまむ様に持つ指が

怖いほど優しくて

少しだけ悔しくて

2時半過ぎの

心地よい気だるさだけ

身に纏って　ベルを待つわ

今朝の打ち解けた空気はもう全部

小さな窓から出ていったの

シトラスの午後に点を打つみたいな

そんなきっかけには

足りないかもね

もういいかいなんて

簡単に言わないでね

残してよ舌先に

ざらついた甘さだけ

どっちつかずだったのは

どっちなんだろうね

少しだけ知りたくて

少しだけ怖くなる

ああ

言葉の中に染み込んでいった苦味は

名前も知らない

もういいかいなんて

簡単に言わないでね

冷めてなんかないけど

火傷させてあげたいな

コーヒーカップを

つまむ様に持つ指が

怖いほど優しくて

少しだけ悔しくて

Hold me tight