歌詞

長い雨にぬかるんだこの道を、

傘も差せず二人で歩き続けていたんだ。

止まぬ雨に打たれ、熱を奪われても、

その身を寄せ合いお互いを支えあってきたんだ。

言葉にできない、深く根付いた感情が、

倒れそうな身体を支え、心を震わせていた。

響けよ、この歌よ、遥か果ての果てまで、

何も知らないままで、奪われた日々よ、さよなら。

響けよ、この歌よ、遥か果ての果てまで、

君がいつか笑えるその時にそばにいるために。

涙ぐむその理由を、誰にも語らないけれど、

僕はいつものように歌い続けるよ。

響けよ、この歌よ、遥か果ての果てまで、

何も知らないままで、泣いた日々よ、さよなら。

響けよ、この歌よ、遥か果ての果てまで、

君がいつか笑えるその時にそばにいるために。

いつか君の心に、穏やかな光がさすように、

僕は歌い続ける。この歌を君のために…

響けよ、この歌よ、遥か果ての果てまで、

何も知らないままで、泣いた日々よ、さよなら。

響けよ、この歌よ、遥か果ての果てまで、

君がいつか笑えるその時にそばにいるために。