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歌詞

rain for ain't

早乙女あずき

何もない闇が続くこの夜に

私の輪郭が溶け出して揺らぐ

未完の下書き 動かない右手

その間 私は一体何者なのだろう

鼓膜に届く鼓動は速く

雨音はずっと急き立ててきて

誰かの光に灼かれたまま

いつまでも一人 闇雲に手を伸ばす

雨の中ただ 迫る明日に怯えながら

(It rains before my misery fall asleep)

いつまでも いつまでも 痛みばかり抱えた

私がいつか求めた姿 まだ届かない

見えない結末を追いかけながら

「私は誰だ」と問いかけては膝を抱く

せめて描き切ろう

誰のためにならなくたって

その先の景色が変わるなら

だから、

雨の中ただ 確かめた私の足跡

(It rains before I find the way I should go)

誰でもない それでもね ここから始められる

視界遮る雫拭って見据えた空

(Hold to your own way, even as the rain beats against you)

(Hold to your own way, and the rain will stop before tears fall)

まだ、ここにいるよ

何度も私は暗い夜を越えて

打ち付ける雨にただ傘を差していた

いつまでも不完全で未完成だから見えた

私だけの答え

雨の中ただ見つけた明日の向こう側

(It rains before my cherished pain fades to dawn)

いつまでも いつまでも この痛み抱きしめよう

思い出させて この道を行くその理由を

雨はいつか必ず止むから

終わりのない旅 いつまでだって歩んでいこう

Rain for ain’t

  • 作詞者

    エスケ

  • 作曲者

    エスケ

  • プロデューサー

    エスケ

  • ボーカル

    早乙女あずき

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    rain for ain't

    早乙女あずき

『rain for ain't 』
作り続けること、その苦しみと希望。雨の中に問う存在の定義ー

2026年開催『ボカデュオ2026』投稿作品。
4名が送る、すべての創作者へ向けた唯識論。

どこか儚く、だけど力強く。悲しいけれど、決して絶望なんかじゃない。
そんな二律背反を綯い交ぜにしながら展開する、シンフォニックロックバラード。

私たちはすべからく「作ることで存在を維持できる」生き物であり、
生み出したものが誰かに受け入れられて、はじめて存在証明が成り立つ。
すなわち、誰にも認められなければ無にすらなり得る。
そんな2つの状態を行ったり来たりする、不安定な生き物が私たち。

常に自己否定を繰り返す毎日、そこで受ける痛みに押し潰れそうになる。
けれど一方で、その痛みが自分を自分たらしめているような気がした。


Vocal. 早乙女あずき
Lyric/Music. エスケ
Illust. 兎月ルナ
Movie. 星川まな

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