

23の春 彼女と向かった保護先の里親さん
怯えた目をした子犬がケージの中
小さな手に触れた瞬間、心が震えた
「この子だ」って迷わず決めたんだ 名前は佐助
尻尾ふって俺らを信じてくれた
散歩道を走るお前の姿が絵になった
教えてもないのに すぐ覚えたrule
人が大好きで どこか誇らしげなToul
夜は布団の横にちょこんと寝そべり
俺が眠るまでじっと見つめてた瞳
雷の日には震える身体を抱き寄せて
「大丈夫だ」って言えばすぐ落ち着いたね
ありがとう 佐助 お前がいた日々が
胸の奥で今もずっと生きてる
忘れない 絶対忘れない
18年 一緒に歩いた家族のtime
時が経ち 俺は仕事に追われてた
夜遅く帰ればもう お前は夢の中
でも玄関の音にすぐ気づいて顔出す
その仕草に毎回 心がほどけた
夏には田舎へ連れてった 泳ぎは下手で
びしょ濡れで走り回る姿に笑ったね
秋には紅葉と一緒に写真も撮って
「また来年も来ような」って言ってた俺
だけど月日は無情に流れ
結婚して子供が生まれて
忙しさの中 実家に預ける選択
会う時間が減っていったのが 正直辛かった
親の家でも ずっとお利口だったって
「佐助はほんとにいい子だよ」って聞くたび胸が痛ぇ
会いに行くとしっぽ振って飛びついてくる
何年経っても 変わらず俺を信じてる
ありがとう 佐助 お前がいた日々が
胸の奥で今もずっと生きてる
忘れない 絶対忘れない
18年 一緒に歩いた家族のtime
歳を取ったなって 初めて思った日
白くなった口元 歩くスピードの遅さに気付き
でも心は昔のまんまの少年で
俺が呼ぶと 嬉しそうに駆け寄ってくれた
最後の冬 癌の転移だったと聞いた
病院から戻った夜は ずっと寄り添ってたって
俺は何してた?本当に駄目な親父だ
それでもあの日も お前は寄り添ってくれた
抱きしめた小さな背中
温もりがまだこの手に残る
「またな」って言ったあの日の夕焼け
空の向こうで きっと走り回ってるんだろ?
ありがとう 佐助 お前がいた日々が
胸の奥で今もずっと生きてる
泣いた夜も 笑った朝も
全てお前がいたから越えられたよ
忘れない 絶対忘れない
18年一緒に歩いた家族のtime
また会おう いつかその時まで
「佐助、有難う」って声を空に届ける
- 作詞者
genbano-gg
- 作曲者
genbano-gg
- プロデューサー
genbano-gg
- プログラミング
genbano-gg

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佐助君ありがとう、、あるワンコの物語
genbano-gg
自分が里親制度で雑種の犬を飼った経験と家族として最後まで生き抜いた感謝の気持ちをリリックに込めました。
現在の社会でもペットとして命を買われ人間のエゴによって捨てられたりしている現状を少しでも減らしたい気持ちと、全国のボランティア活動している方たちへ感謝のエールとして作った歌になります。
ペットは家族です。沢山のかけがえのない思い出をくれる友です皆さんにこの気持ちが届いてくれれば嬉しいです。
この曲で得た収入や収益は全て今も小さな命を助けてくれている動物愛護団体への寄付金にいたします。
アーティスト情報
genbano-gg
2024年より本格的に活動を開始しました「genbano GG」ゲンバノジジーは、AIミュージッククリエイター。2000年代のサイケデリックトランスのDJカルチャーに影響を受け、DJ活動や携帯小説の創作や、ヒップホップ・ボカロといった多彩な音楽ジャンルにも親しんできた。 アンダーグラウンドで現実味あるリリックが特徴で、尊敬するアーティストへのリスペクトを原動力に、自身の言葉でメッセージを発信する。 自身のアンダーグラウンドな世界での経験と社会や働く大人たちへのリアルな視点を盛り込んだ楽曲は、現代の若者に対して非行防止を訴えるなど、強い社会性を発信。 AIの可能性とヒューマンなメッセージを融合させる新時代のアーティストとして活躍したいと思います。
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