トラックリスト

  • Play music
  • Play music
  • Play music
  • Play music

※ 試聴は反映までに時間がかかる場合があります。
※ 著作権管理事業者等が管理する楽曲は試聴できません。

不条理な世界は、矛盾に満ちた自己の反映に感じられた。善と悪、清濁を超え、涅槃へと辿りついた心象風景。そして生への回帰。

1.蓮の花
オルゴールで象徴的なメロディーが奏でられ幕を開ける。多様なバックグランドを感じさせる多国籍トラックの上で現代日本で弱者して生きることのペーソスが語られる。緊張感を増す2番では解消されることのない世界の不条理と、一見平穏に続いていく日常のグロテスクさを歌う。(兄)

幻影を目にする。夢と現の境界を彷徨う。耳に響く声、目に映るのは白い空だけ。返答の資格などなく、声の届かぬことは知っている。『未練』は未来で今を追懐すること。現在が未来の自分の枷となる。今を生きよ。(弟)

2.浄土
穏やかなピアノのループから始まり、絶望を超えSukhavati(サンスクリット語で浄土)へと至った心象風景を描写する。1分半ほどの短い曲ながら趣向を凝らした展開で鮮烈な印象を残す。1stアルバム『極楽』から続いていた極楽行きの旅は、生きることへの希望を歌う力強いリリックで幕を閉じる。

アーティスト情報

  • 愚息兄弟

    雄士、雄斗の実の兄弟による、ラップ、ポップユニット。 ラップは雄士、コーラスは雄斗が担当する。 前衛的なリリックからポップなメロディまで幅広い音楽性を持つ。

    アーティストページへ