十里の九里のジャケット写真

歌詞

男のバラード

鈴木康博

いつの間にか 重なり合った

シャツやズボンを見てると

今はもう役に 立たないものも

好みも変わるし 流行りも変わる

まして目立たないものは

外されてゆく 忘れられてく

自分だけは 大丈夫だよと

斜めに構えてると

人の世の 断捨離という

寂しい現実が 目の前に

あゝそれでも 飲み込んで

生きてゆく

ひとりひとり 誰も大切な命

かけがえのない命

いじけてゆくよ 巷のこと

あれこれ追いかけてると

もう生きる軸を

変えてもいいじゃない

自分らしさ 見つめて

思いにまかせて

残された時間すべて

誰に惑わされる こともなく

あゝ誰でも 自由に 生きていい

ひとりひとり 誰も大切な命

かけがえのない命

時代から 求められてゆく

ことなんて もう何もないのさ

そう老いてこそ 我がままに心

搔き立てるのさ

あゝ誰でも 自由に 生きていい

ひとりひとり かけがえのない命

あゝこんなに 沢山の人が生きてる

それぞれの 夢乗せて時は流れる

老いゆく 時代の中で

男のバラード

  • 作詞

    鈴木康博

  • 作曲

    鈴木康博

十里の九里のジャケット写真

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2020年オフコースデビューから50周年を迎えた鈴木康博ニューアルバム。2020年に50周年ライブを企画していましたが、その打ち合わせ段階でコロナ禍になりその他の活動も含めほとんど自粛状態になりました。そんなSTAYHOMEの中、ミュージシャン魂に火がつき楽曲作りにシフトチェンジ!!すぐに創作活動に入り年内には構想が固まり21年当初からスタジオワーク、8月にはMIXも終わり全12曲「十里の九里」が完成しました。EGをフィーチャーした楽曲からバラードまでサウンド的には今まで以上にバラエティに富み最後まで一気に楽しめます。50年の流れを感じさせる「映画」や親友の林家木久蔵氏の思わぬ才能を引き出した3曲(作詞)など詩の世界観も現在進行形の鈴木康博を最大限表現しています。活動開始から50年を越え70歳を迎えても尚、軽やかに前向きに歩み続けるYASSさんの想いの詰まったアルバムです。

アーティスト情報

BIG PINK RECORDS

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