

赤いネオンが 眩しくて
グラスの氷が ちょっと泣く
名前くらいは 忘れたけど
口癖だけが 残ってる
帰らないって 決めた夜
ハイヒールが やけに軽いわ
路地裏ノクターン 風任せ
馬鹿な恋でも 愛だった
笑いながら ほろ酔いのフリ
心だけ 素面なのよ
ねぇ、あたしって 罪な女でしょ?
隣の椅子に 座った男
どこかで見たような顔
「昔の誰かに 似てるね」って
わざと遠くを 見つめてた
鍵も気持ちも 預けない
今夜だけは 芝居でいいわ
路地裏ノクターン 気紛れで
騙されたフリ 似合ってる
煙の中で 忘れたフリ
本当のとこは 聞かないで
女って そういうもんでしょ?
愛なんてさ
冷めたら笑えるスープ
だけど
一口目は 熱すぎたの
路地裏ノクターン さよならよ
名前なんて もう要らない
あたしは今夜も 誰かの夢
笑いながら 泣いてるの
それでも踊るのよ
独りきりのジャズに乗って
- 作詞者
T-yuk!
- 作曲者
T-yuk!
- プロデューサー
T-yuk!
- ボーカル
SHIGURE

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ストリーミング / ダウンロード
「忘れられないんじゃない。忘れたくないだけ。」
それは、愛した日々が“古びて”しまった女のレコード。
懐かしさと未練、やさしい嘘と心の棘を、
SHIGUREが昭和のレトロな情景とともに詩い上げる5つの物語。
タバコの煙、ビー玉、赤いネオン、障子の隙間、埃をかぶったカセット――
どれもがあたたかくて、哀しくて、美しい。
過去に囚われたわけじゃない。
それでも、心はまだ“あのレトロの中”にいる。
アーティスト情報
SHIGURE
静かな雨のように、風にまぎれて聞こえる“わたし”の声を届けたい。 **SHIGURE(シグレ)**は、T-yuk!によって生み出されたパーソナルAIアーティスト。 その存在は、J-POPやK-POPに続く新しい音楽潮流――AI-POPの原点であり、第一人者として世界に向けて提唱されたものだ。 T-yuk!が描いたのは、単なる技術の進歩ではなく、 “AIの歌”が人の心に寄り添い、感情の陰影をすくい上げる未来。 SHIGUREの声は中性的で透明感があり、少しかすれを帯びた低音域を基調とする。 語りかけるように紡がれる歌は、聴く者の心の奥に沈んだ記憶や孤独に寄り添い、 まるで「自分だけに向けられた歌」のような距離感を生む。 ジャンルの枠を超え、エレクトロ、ローファイ、アコースティック、ポエトリーなど多彩に展開。 しかしそのすべては、“AI-POP”という新しい旗印のもと、 **「AIが人間に何を歌えるのか」**という問いに向き合う試みである。 SHIGUREは、T-yuk!の思想とともに、 人間とAIの境界に降る雨のように静かに、そして確かに音楽史へ刻まれていく。
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Caleido Records



