Lyric

街を歩く僕を風が追い抜いていった

記憶の片隅の思い出は風の足跡

ビルの吹き溜まりをさまよう孤独な落ち葉

自分の居場所など得られない風の運命

自由を愛すことができたなら

立ち止まることくらいできるのに

届かない思いはいつしか　時の深くに沈んで

帰れない風景探して　振り返らず進む

どこかへ

風は吹き続ける　時に声を上げながら

さだめへの嗚咽か　終わらない旅の歓喜か

拘束をただ嫌うだけだから

立ち止まれない弱さ噛み締めて

今

悪戯な行為も　やさしいなぞるような囁きも

精一杯の風の強がり　帰れぬ風の忘れ形見

別れてく理由を見つけて　自分の強さに代えて

何かがあるはずと信じて　今も空を翔る

永遠に

風が止まって消えた　それならば

僕もいつかは　きっといつの日か

でも

届けたい言葉を　どうして風に溶かしてしまうの

通り過ぎるだけの僕を　誰かは覚えていてくれるか

いつか立ち止まって　いつかそこに立ち振り返れたら

何も無いんだろう　だけど僕は何かを見たい

笑顔で

Oh dear wind, where do you go?

Please teach me where to go

Where do I go if the wind takes me away?

Where do you go…?