四季折々のよだれのジャケット写真

歌詞

雨とアスファルト

ヤマンカミ

君が来る文化祭までにとるレギュラー カッコつかない補欠の応援団 慣れない外野用のグローブで掴みに行くこの恋の行方 筑前前原駅前いつもの公園のベンチで君を待った 慣れない制服姿いじらしく笑う口元八重歯が光った 何を話してたか 嘘になるギリギリ背伸びして 親から買ってもらった服と釣り合わない君 OVER SIZEのメモリーレーン ガストで奢ったハンバーグ 狂気の桜のゴールドラッシュのシーンみたいな事してがっかりされた 入り損ねた落下点 いつもと変わらないさよならで 乗り込む最終電車の中で 「ありがとう、気をつけてね」来るはずのメール何度もセンター問い合わせ

エントランスの扉開けたまま

飛び出す二人は手を絡め合う

雨とアスファルトの香りだけが

いたいけな青を汚し藍に染める

黒くないサタンの愛 いつも若造に語る人生の先輩とやらの救い 連れて帰った パーカー一枚で冬を越す与太者 が知ったSergeとJaneのオランウータン おまんじゅうちゃん 今んとこあだ名の最高傑作 珍しく薬指のサイズ気になる 12万km走った軽自動車で渋る都市高速 信じるものは救われる 宗教選択の自由 涙の理由 いずれ捨てられる君が言われた言葉は真実になった 自分勝手で悪いが 君の初めては俺の金メダル 君が言う この世の終わりに迎えに来る船から捨てられた だから生きる この奇怪な世界を俺のままで

エントランスの扉開けたまま

飛び出す二人は手を絡め合う

雨とアスファルトの香りだけが

いたいけな青を汚し藍に染める

御来光が作る影の間に間に

潜むマムシを引きずり出し

浸した水

気づけば濁りはなし

笑い話と怖い話

だけじゃないと気づいたとうの昔

しかし 忘れ亡くし 新たに探しだし

再び出会う

必然の理

当然のこだわり

境界線の境目の目が痛い

変わる風向きの色が深い

周波数で変わる異次元が近い

振り返った先の記憶が淡い

ワダカマリ産む層の重なり

終わりの始まり 始まりの終わり

隣の芝をしばらく見つめ

拝めば施し 仰げば尊し

エントランスの扉開けたまま

飛び出す二人は手を絡め合う

雨とアスファルトの香りだけが

いたいけな青を汚し藍に染める

  • 作詞者

    ヤマンカミ

  • 作曲者

    ヤマンカミ

四季折々のよだれのジャケット写真

ヤマンカミ の“雨とアスファルト”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

薄汚れたカラスには蜂蜜がいる。

アーティスト情報

鰐八

"