※ 試聴は反映までに時間がかかる場合があります。
※ 著作権管理事業者等が管理する楽曲は試聴できません。
ranze、改名後初、個人作品としては4年ぶりの新曲をリリース。「もう会えない誰か」への想いを綴った切なくも力強い一曲。
2022年に制作され、個人としては4年ぶりの新曲となる本作は、レコーディングからミックスまで全てranzeが自身の自宅にて完結。楽曲には「もう会うことができない人にも、音楽でなら思いを伝えられる」というアーティストならではの“特権的で勝手な欲望”が滲んでいる。
サウンド面では、感情的なエレキギターと現代的なtrapビートの融合により、懐かしさと刺激的なエッジを同時に表現。特にサビでは、繊細な歌声とビートが重なり合い、胸に響くエモーショナルな展開を見せる。
歌詞には再会できない相手への複雑な感情が生々しく描かれている。苛立ちや諦念、伝えきれなかった言葉の数々。しかし同時に「いつかその声が他の誰かへ向けられる時が来ても、僕はずっとあなたに歌い続ける」という強い意志も感じられる。
新しい名義で再出発するranzeの、いわば“第二章”とも言える本作。
もう会えない誰かに届くことを願いながら、今のあなたの耳にもそっと語りかけてくる一曲を、ぜひ最大音量で体感してほしい。
1998年静岡生まれ、東京を拠点に活動するranze(ランゼ)。国内の邦楽シーンとアニメカルチャー、海外のオルタナティブポップを融合した独自の音楽性で注目を集める。 「自分自身と真摯に向き合う」をテーマに、一対一で語りかけるような親密な距離感を大切にした楽曲は、言葉にできない感情を繊細に表現。深夜や一人の時間に心に染み入るサウンドで、静かながらも確かな共感を呼び、Z世代を中心に支持を広げている。 常に「今、最も表現したいこと」を追求し続けるranzeの音楽は、変化を恐れない姿勢と変わらぬ誠実さを兼ね備えた、現代の感性を映し出す鏡である。