

今日も噴水は光をたたえつつ。
キミのことを探したけど、みんなキミを忘れてた。
泣かされたことがあたたかいなんて、ねぇ、
おかしいでしょう?
そう想うけど、なぜか切なくて。
きょうはそんなだよ。
今、キミはどこでうたうの?
キミの生まれた日のうた。
降りつづける雨の中で、僕はうたいつづけよう。
泣きそうな顔でパンケーキにジャムを塗るキミをなぐさめよう。
珍しい雨に、みんな、幼い子が母を想うように、
懐かしい感じに足を止めてみるけれど、
みんな、キミのことを想い出せず、
晴れた空の下に消えてゆく。
今日も路面電車は、ガタゴト音を立てつつ。
キミが降りてきそうだけど、
そこにはもういなかった。
離されたことが、やさしさだなんて、ねぇ、
おかしいでしょう?
そう想うけど、なぜか会いたくて。
今日も待ってるよ。
今、キミはどこで笑うの?はじけるような笑顔で。
通り抜ける花の音と、街をつつむ風の色と、
鳥たちは、憶えてるよ、噴水でキミを待つ。
降りつづける雨の中で、キミはうたいつづけてた。
空と海の出逢う場所まで届くよ、信じてれば。
鳴りやまない拍手の渦のその中で、最期に涙みせた。
キミがいなくなったことが嘘ならって想っていたんだ。
僕だけがみてる、これが夢のつづきなら・・・。
そう、
「みんな私のイタズラでした!」とキミが赤い舌だして。
林檎みたいな、まっ赤な頬でみんなを困らせてればって・・・。
11月19日。
雲の上で、太陽が月に食べられる。
そして今日も噴水は光をたたえつつ。
- 作詞者
サコウユウジ
- 作曲者
サコウユウジ
- プロデューサー
サコウユウジ
- グラフィックデザイン
サコウユウジ
- サンプリング元のアーティスト
サコウユウジ
- プログラミング
サコウユウジ

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Eclipse11月19日
Yuhkinoine
二百年前、伝説の少女ナタリーが芝居によって人々の光となった。そして光の絶えて久しい街の中、ナタリーの銅像が見守る噴水広場でギターを片手にした少女、「アールユー」が新たなる伝説を紡ぎ始める。彼女はただギターを弾き歌う。そしてその歌は人の心に何かを残す。様々な人に囲まれ、広場の象徴となっていた少女は、ある日突然姿を消した。物語のラストシーン、アールユーが噴水広場にいた、かすかな記憶をたどる歌。



