Lyric

また明日ね 晴るは心地で

人いきれと飾る花を眺め

また明日ね 君の隣で

欲張っていない振りなんて

くさいけどね

また明日ね 鳴くは木の陰

傍らで香る向日葵の艶

また明日ね 懐かしい風

はにかんで流した昨日は

惜しいけどね

逃がさないで

間違った筈もない思い出を持って

ただ予報の繰り返しで

まだ忘れないで

また明日ね 移ろいの中

飽きのない言葉も咲いては枯れ

また明日ね 冬の隣で

悴む合図を書いては消して

また明日ね 伸びる影

滲んでは零れた予報外れの雨

また明日ね 日々の隣で

待ち惚けていたいわ

君と春が来るまで

なんて子供騙しで

躊躇って塞いだ口を裂いて

また明日ね また明日ね

いつかこの声も忘れた頃に

逢いに行こう