君の飼っていた猫もいなくなってしまったし
君がくれる声も淡く音割れして
着古したシャツですらなんだかダサくなってきて
ねえ 君はいつまでも僕の影を踏んでいてね。
どうでもいいことだったのに。
忘れてもいいようなこと
いつまでも忘れないでいるよ
ベランダに置きっぱなしの観賞魚のような
すこしだけくだらない感傷のようだった
(4,3,2,1 bom.)
お前がスイッチを押してくれたら
起爆するものをここに残すさ
いつでも帰ってきていいから
帰り道の匂いを嗅ぎ分けてくれ
鍵を開けてくれよ
くだらない歌なのはわかってる
けど、こんな歌で過ごした日々すらも
嘘だったって言われたらもうどうしようもないから
ハニー。雨上がりみたいな肌触り。
わからないことばかり
わかったふりすんのはもうやめにしないかって思うんだよ。
ああ今日もクソみたいに晴れて
Aメロだけでサビのない
だけど錆びやしないトラックで
出かけるのさ、君の街まで
飛ばしていく ハイパスもバイパスも
あいも変わらずつまらない明日も
想像しうる最悪も
たぶん、だけど、きっと、繋ぎとめるだろう
今出しうるこれ以上ないテクスト
未だ、「普通」、「異常さ」のハイアンドロウ。
終わろうか、僕のマイクテスト。
(君に吹いたぬるい排気熱を。)覚えてる。
- 作詞
木田昨年
- 作曲
木田昨年
ネオンネウロン の“ネオンテトラ”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
猫語
ネオンネウロン
- ⚫︎
ネオンテトラ
ネオンネウロン
- 3
夢十夜
ネオンネウロン
- 4
白昼の死体
ネオンネウロン
- 5
ロボット・ガールを笑わせるたった一つの方法
ネオンネウロン
- 6
さよならを済ませて
ネオンネウロン
アーティスト情報
ネオンネウロン
ネオンネウロン(neon-neuron)は『yohak』の元トラックメイカーであり、文学賞を多数受賞している歌人でもある『木田昨年』によるソロプロジェクト。自らの音楽を「不可思議ポップ」と称して、ネット上に作品を発表している。
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