IMPERFECT EMOTIONSのジャケット写真

歌詞

感情の標本

サイゾパス

感情の標本

並べて眺めて

またひとつ 名前をつける

感情の標本

笑って 泣いて 怒って

人は忙しいね

欲しがってるものを差し出すだけ

甘い言葉なら在庫があるぜ

「大丈夫」「君は悪くない」

はいはい その顔 予想通り

歯の浮くセリフで浮かぶ涙

沈んだふりして上がるまぶた

慰め一つで変わる態度

感情ってやつは意外とライト

怒りの導火線 どこから着火

悲しみの正体 どこまで実感

喜びのスイッチ 押したらピカッ

人間関係 ほぼ確認作業

笑うタイミング 拍手の角度

うなずく速度と 沈黙の濃度

全部メモして ラベルを貼った

君の心を ガラスにしまった

ねえ 何を言えば怒るの

ねえ 何を失えば泣くの

ねえ 何をあげれば笑うの

そのボタンを探している

感情の標本を並べて

僕は君を見ていた

怒りも 悲しみも 喜びも

名前をつければ静かになった

感情の標本を集めて

僕は人のふりをした

欲しい言葉は渡せるのに

僕の胸だけ鳴らなかった

ラベル ラベル ラベル

君の涙にラベル

ラベル ラベル ラベル

僕の空白にラベル

自分で解けそうな悩みなら

正直どうでもいいからさ

答えが横に落ちてるのに

なんで泣いてる? それも仕様?

正論は刃物で 慰めは綿

使い分ければ ほら すぐ円満

優しさってやつは便利な文法

主語を変えれば誰でも温存

「わかるよ」って言う

わかってないけど

「つらいね」って言う

測ってないけど

相槌 リズム 表情 管理

会話の裏で走る処理

プログラムみたいに分岐して

最適解だけ差し出して

怒れば距離を 悲しめば傘を

喜べば少し 大げさな拍手を

欲しいものだけ渡しておけば

人はだいたい僕を許した

ねえ 何を言えば残るの

ねえ 何を見せれば信じるの

ねえ 何を隠せば愛するの

そのボタンを探している

感情の標本を並べて

僕は君を見ていた

愛情も 後悔も 祈りさえ

名前をつければ静かになった

感情の標本を集めて

僕は人に紛れていた

きれいな言葉は言えるのに

僕の声だけ遠くなった

不思議だね

君は泣いているのに

僕はその理由より

涙の落ち方を見ていた

不思議だね

君は笑っているのに

僕はその温度より

口角の角度を覚えていた

人の心を知るたびに

人から遠くなる

最後の瓶に貼られていた名前

それは僕だった

感情の標本を並べて

僕は世界を見ていた

怒りも 悲しみも 喜びも

光るほど冷たくなった

感情の標本を集めて

僕は人のふりをした

欲しい言葉は渡せるのに

僕の胸だけ鳴らなかった

ラベル ラベル ラベル

君の心にラベル

ラベル ラベル ラベル

僕の名前もラベル

感情の標本

ガラスの中で

僕もきれいに光っていた

  • 作詞者

    サイゾパス

  • 作曲者

    サイゾパス

  • プロデューサー

    サイゾパス

  • ミキシングエンジニア

    サイゾパス

  • グラフィックデザイン

    サイゾパス

  • ボーカル

    サイゾパス

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アーティスト情報

  • サイゾパス

    cyzopath(サイゾパス)は、人間の不完全な感情を観察し、音楽にするプロジェクト。 承認欲求、依存、執着、自己犠牲、孤独、逃避、再生――。誰にも見せたくない弱さや、人間関係の中に潜む矛盾、正しさだけでは割り切れない心の動きを、歌詞とサウンドで描いている。 テーマ、歌詞、構成、世界観を独自に設計し、AIを制作ツールとして活用。ロック、エレクトロ、ポップ、バラードなど、作品ごとに異なる音楽性を通して、言葉にしにくい感情の輪郭を浮かび上がらせる。 誰かを簡単に肯定するためではなく、自分の中にある感情を、もう一度見つめるための音楽を届けている。 ネタ曲としての軽さを持ちながら、ただ笑わせるだけではなく、「わかっているのにやめられない」人間の弱さ、愛しさ、熱狂を描くことを大切にしている。

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