歌詞

私がそれに気付いたのは

あなたがすぐそばにいない時でした

私がそれに気付いたのは

あなたの言葉を深読みしたからでした

待ち合わせ 来る気配もない

不安になる理由なんて分かっている

身を焦がして いつだって

そこら中を照らしているから

澄んだ空を愛でるように 陽の光を浴びるように

そのくらい自然で弱った時 ちょっとした味方くらいでいい

なんだそれって思うかな 嘘吐きだって構わない

そのくらい無力で 何が何だか分からなかった

私がそれに気付いたのは

似たところで怪我をしたからでした

私がそれに気付いたのは

急に寂しくなったからでした

今日は晴れ 昨日までは雨 不要な傘を持って仲間外れ

BPMは82くらい 心地良く生きていくから

滲む空の下泣くように 吹いた風で寒がるように

そのくらい自然に知り得た ちょっとしたことで見失った

馬鹿みたいって思うかな 関係無くて構わない

そのくらいめちゃくちゃで 何も考えられなかった

死なないでなんて言ったら 大袈裟だって笑うかな

その時私は真っ赤に染まった合図を見ていた

曇り空青い傘を かざしたら偽物の笑顔

そのくらいちっぽけ やるせなさ 遠ざかる心の距離

当たり前って思うかな あなたはまるで日照り雨

そのくらい不安定な天気 帰るなんて出来なかったよ

私がそれに気付いたのは

急に肌寒くなったからでした

私がそれに気付いたのは

出逢ったあの日が異常気象だったからでした