歌詞

止まない雨はないだとか

そんなこと 誰だって知ってる

教科書みたいな慰め

今は 触れないでほしい

今降るこの雨が

どうしようもなく冷たくて

気持ち悪くて 鬱陶しくて

それを ただ言ってるだけ

前向きな言葉ほど

胸の奥に刺さる夜

正解の顔をした声が

わたしを置いていく

些細なことで傷ついて ごめんね

弱いままで 生きてて ごめんね

理由もなく 涙が止まらない

壊れてるわけじゃないって

誰か 言って

何も起きてない日に

心だけが重たくて

説明できない感情を

置き去りにしないで

強くなる話より

今日は眠る話がしたい

起きてるだけで

精一杯な夜もある

些細なことで傷ついて ごめんね

期待に応えられなくて ごめんね

理由もなく 涙が落ちてく

それでも ここにいること

間違いじゃないって

薬を飲んで 猫を抱こう

世界が少し遠のくまで

何も解決しなくても

温度だけは 残したい

生きるのを 少し休んでもいいのかな

止まらなくても 立ち止まっていいのかな

冷たい屋根はない

それでも今は

濡れたまま ここにいる