歌詞

僕らは惹かれ合っていた

踏切りの音が引き裂く夜

二度と振り返ることのない

空しい背中に手を伸ばした

蟠(わだかま)りとかある訳ない

むしろ求め合っている筈だ

話始めは僕ばかり

いつの日からか素っ気ない態度

どっちつかずの慈愛で

好きだとか言わないで

もっと愛さなきゃ

もっと離れてく

そんな気がして追い込まれる

その微笑みに翻弄されて

揺れる 僕の純情

察してほしいなんて言わない

少しでも想ってくれたら

それだけで十分なんだ

頭を悩ませる もどかしい

君の笑顔の隣で

君の期待に添いたい

もっと知りたくて

もっと触れたくて

だけど嫌われたくはなくて

理解しようにもどうもわからない

君が想う理想

駆け引きも大事と

どっかの誰かが言っていた

僕が余所見したら

振り向いてくれるのか

もっと愛さなきゃ

もっと離れてく

そんな気がして追い込まれて

この衝動は止(とど)まることない

揺れる 僕の純情