短編集のジャケット写真

歌詞

結晶 (Self cover)

97

既に冷えきった身体に

脈を打ち続けても

止まってしまった鼓動は

もう元には戻らないの

その冷たい視線の中に

微かに脈を感じた時

いつもまた惑わされてしまう

もういっそ残ったその体温すら

凍てついてしまえばいいのに

溶けていく

固く誓ったその契りが

解けていく

結び目の無い糸くずのように

あぁ残らない結晶なら

初めから錆び付いていれば

拾うことなど無かったのに

既に冷めきった心に

脈を探し続けても

終わってしまった感情は

もう元には戻らないの

その冷たい視線の中に

微かな脈を探している

今もまだ囚われたままなの

あの日触れた体温が

まだこの手に焼き付いて

温もりの影を落とすから

溶けていく

固く誓ったその契りが

解けていく

結び目の無い糸くずのように

もう届かない幻想なら

初めから錆び付いていれば

拾わなかった

残らない結晶だと知っていたら

この気持ちを凍らせて隠したまま

触れなかったのかな

  • 作詞

    Neon

  • 作曲

    97

短編集のジャケット写真

97 の“結晶 (Self cover)”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

97のファーストアルバム
19曲の曲達を物語に見立て、まとめ上げた短編集

アーティスト情報

97

"