歌詞

赤く染まる雲の隙間

揺れる影を追いかけてた

あの頃と同じ風が

胸の奥を吹き抜ける

忘れたくない記憶ほど

時間の波にさらわれる

夕暮れの予感が滲む空

あの日の声が遠く響く

もう戻れないと知ってても

そっと明日へ手を伸ばす

並んで歩いた帰り道

ふいに君が笑っていた

何気ない瞬間さえ

今はただ愛しくなる

変わらないものなんて

どこにもないと知っていた

夕暮れの予感が滲む空

あの日の声が遠く響く

もう戻れないと知ってても

そっと明日へ手を伸ばす

夕焼けが溶ける街並み

そっと記憶に刻まれる

夕暮れの予感が滲む空

優しい風が頬をかすめる

振り返らずに歩き出せば

きっと新しい光が待つ

沈む夕日に願いを乗せて

そっと明日へ踏み出していく