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本作は、過剰に整形された現代ポップスの無菌室加工や安易な定型ダンスミュージックを両断し、128BPMのアナログシンセ・アルペジオと強烈な80年代ゲート・スネア、そして壮大なゴスペル聖歌隊の重力の中で実存を「極彩色のネオンハイウェイ」へ幽閉する「自己の無効化と日常の不条理な蜂起」をテーマにした、極上のシネマティック・レトロシンセウェーブ・サイバーゴスペルです。古臭いノスタルジックな模倣を徹底的に焼き尽くし、打ちつける重厚なベースと疾走するドラムの律動に、大聖堂の残響を纏った壮大な多層聖歌隊肉声が融合。感情の起伏を平熱の狂気のなかに監禁した、圧倒的なソウルを誇るヴォーカルが耳腔を過激に蹂ジューバクします。ドラムが削ぎ落とされる静寂の祈祷ブリッジを経て多幸感溢れるドロップを展開し、最後は聖歌隊の響きを残して不意に完全遮断されます。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。