Lyric

空っぽ6畳一間日々を衣替え

あなたが残していった

シャンプーのあまりは

あと2、3回ほどで使い切るはずさ

忘れたくないことと忘れたいことと

ドラマにはなれないそんな毎日の中

身がちぎれるほどのリアルばかりだ

優しい歌が歌いたい

背中を摩るように流れるメロディよ

あなたの溢れる涙を乾かす

風となれ

味のしない幸せをまだ噛み続けて

朝を待つだけの夜を

何度越えただろう

散らかしてた想いも

片付けなくちゃな

ひとりでみる桜にも

慣れてくるはずさ

寂しさの余白に理由を切り貼りして

身がちぎれるほどの

リアルを生きてる

優しい歌が歌いたい

背中を摩るように流れるメロディよ

あなたの溢れる涙を乾かす

風となれ

いつしか僕らは

忘れ去られてゆく生き物だから

大切なことは歌にして放ち

風となれ

夜明け前にこの胸を揺する寂しさは

最近優しくなった親父に似ている