歌詞

桜散ったそのあとで　今

君をきっと忘れてゆくから

離れないで　その頬よせて

君への最後のくちづけを

空が愛しくて　夜明けの空をみていた

風もなくふたりで　消えてく星をみてたね

きっと　限りある残された刻を数えて

僕はいつの日か　失うことだけ恐れていた

君が呉れたそのくちづけに　こころ強く奪われていた

悲しくなるこの黄昏は　君への愛しさのよう

桜舞い落ちる夜に

叶わないふたりの記憶の果てに眠りたい

時儚げに咲いた花びら

ゆれてゆられ散って

凍える季節を過ぎて　時は巡りゆくけれど

決して交わることない未来を　ふたり選びゆくのならば

そっと　頬よせて　よみがえる記憶が　いまも

愛しむ想いを　閉ざす胸に痛くて

君との最後を飾りきれずごめんね

君が呉れたそのやさしさは　記憶の糸を辿るように

悲しくなるこの接吻は　過去へと連れていくけど

君が呉れたそのやさしさは　とても強く輝いています

いつか見せたその笑顔だけが　いまも離れないけど

くちづけしたそのあとで　今

すべて忘れゆくだろう

あの夜　震えていた君を

抱きしめていたね君を

舞い散る桜

踊り消えゆく　いくつもの儚い命のなか

君に　最後の別れの言葉を

その花弁にのせて

伝えて欲しい

君のもとへ