歌詞

最期の影

彷徨い續けた幾千の夢が霞ゆく

閉ざされていた扉を開ければ

鮮やかで儚い君のままで

幻想を抱いて焼き付けた

この記憶も情景さえ

繰り返すはずだった

不明確な僕の嘆き　染め上げた

深く磔られた拒絶

今も僕を闇に変える

いつまでも感じていたいと

そう願うだけでいいから

心を騙し続けてる

箱庭の理想は瞞し

癒されたものは、何？

穿き違えてた言葉の針を

君は籠の中で震え

静寂の夜は問い掛けの

答えを待っているから

選ばせないで

惑わせないで

償いの僕は現在でも　悲しい

自虐的感情

差し伸べられた終わりを

もう迷う事もない

歩むべき道は閉ざした

狂草を彩る楽園の誘い

戯れのまま幽する

時を忘れ想い託し募る

過去よ　夢よ

さよなら　さよなら

舞い降りた孤独の羽根

乾いた終幕の陽炎

辿り着いた箱庭の理想は瞞し

満たされたものは、何？

残されたのは　戻れない過去

繋ぐ先の未来と闇と

澄み切った瞳をした君が

光を失くしたまま

彩りのない季節が過ぎゆく

それでも青いこの空が眩しい

箱庭の理想は瞞しだった