狭くなった古い道
広げれば便利になる
道端の大きな木が邪魔だね
住む場所も働く場所も
新しく快適にする
わがままな僕らの「種」の行く末は?
寒さも暖かさも降る雨も風さえも
どこかネジが外れてる
梅の便りも早くに届いたけど
手放しで喜べない
ぼくらの未来はどんなかな
桜の花はちゃんと咲くのかな
ぼくらの未来はどんなかな
春告げる歌鳥の歌聞こえるかな
網戸越しにスプレーして
イヤナ虫にサヨナラする
頼むから僕たちに近づかないで
落ちて行く虫たちの中に燃える光を見る
蛍が来ていたんだ
手遅れと知りながらすくい上げる掌に
涙落とし気づく
ぼくらの未来はどんなかな
蝉しぐれ浴びながら歩けるかな
ぼくらの未来はどんなかな
茜空いっぱい蜻蛉飛ぶのかな
美しいこの惑星(ほし)の明日を今この時を生きる者として
目を閉じて感じ合って思いをつないで歌って
この惑星に続いてく命涙出るほど愛しい未来
ぼくらの未来 La la la la lai lai Gonna be alright
ぼくらの未来はどんなかな
あの人みたいに輝けるかな
ぼくらの未来はどんなかな
大切なものを残せるかな
ぼくらの未来はどんなかな
あの人みたいに輝けるかな
ぼくらの未来はどんなかな
大切な人を守れるかな
大好きな君を守れるかな
大切なこの惑星(ほし)を守れるかな
- 作詞
SayGee
- 作曲
SayGee
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ぼくらの未来
SayGee
1962年、海洋生物学者、レイチェルカーソンがある書物を世に送り出す。折しも世界は高経済成長期。化石燃料を燃やし、農薬をまき散らし、それに何の疑問も抱かずにただただ快適な生活を求め、地球を痛め続けていたその時代。だれも己の行為に疑問を抱かぬその時代に、これらの人間の行為は沈黙の春、虫も目覚めぬ、鳥も歌わぬ、花のつぼみさえ膨らむことのない沈黙の春をもたらす。と愚かな人類に警告した。今では誰もが恐れるこの事実を半世紀以上前に声を上げ、警鐘を鳴らした彼女の書物、「沈黙の春」にインスピレーションを得て、地球温暖化、気候変動の問題も胸に作り上げたSayGee渾身の環境ソング。