Lyric

雨上がりの街の匂い

カフェの扉を開けて

カップの中に浮かぶ影

小さな温もりが心に触れる

誰もいない午前のカフェ

窓際に座ってみる

ゆっくりと流れる静かな時間

何も考えず過ごせる場所

コーヒーの香りと君の記憶が

そっと心をくすぐる

遠い日の会話が溶けてくように

僕はただここにいる

並んだ椅子に座る人影

それぞれの物語が流れてく

知らない誰かの笑顔の中に

少しだけ自分を重ねてみる

君と来たこともないけれど

どこか懐かしい気がして

カフェの奥で静かに過ごす僕に

少しだけ心が揺れる

コーヒーの香りと君の記憶が

そっと心をくすっとくすぐる

遠い日の会話が溶けてくように

僕はただここにいる

淡い陽がさして影が伸びる

心の中も照らしていく

そんな何気ないひとときに

少しだけ素直になれる

コーヒーの香りと君の記憶が

そっと心をくすぐる

遠い日の会話が溶けてくように

僕はただここにいる

淡い陽がさして影が伸びる

心の中も照らしていく

そんな何気ないひとときに

少しだけ素直になれる

コーヒーの香りと君の記憶が

そっと心を満たしていく

移り変わる街の景色のなかで

僕はまたここにいる

カップの底に残る温もり

そっと手のひらで包んで

また会えた気がしたよ

この場所で

静かなカフェで

ただ一人