歌詞

ふらりと歩く道

桃色の染まれる街並みに

1人きり　うつろひでく景色

残らないの

憂くに満ちる日々に

繰り返す　ひらりと舞った花

乱されて　いたづらに淡く染めて

千歳も願ったところで

巻き戻る事もないでしょう

束の間の麗しさ

焼き付けて胸の奥

ずっと

「月が綺麗ですね」

返す言葉

「死んでもいいわ」

伝える事　叶わないでしょう

過ぎ去る人の波

まぶしくて重ねる面影に

浸りきり　夢なら覚めないで

祈るばかり

うつろう街並みに

咲き誇る　桜のモラトリアム

思ひ出では綺麗なままで

終わらせてよ

ありきたりなそれぞれの

生き様ドラマにして

情けない御伽話も

傑作になるかも

あなたの心に寄り添うよ

枯れるまで　麗しき花

咲かせるように