Lyric

小さな頃から　思い描いてた　未来はそばにあるかい？

眩い景色に　立ち尽くしたまま　走り出せないでいる

手に入れたものと　手放したものと　同じように輝いてたんだ

気付けば僕らは　躓かないように　歩くのが上手くなったよ

始める前にさ　終わらせてみたり　何を学んできたんだろう

恋に破れたり　打ちのめされたり　擦り傷さえ誇らしく思えることがある

追いかけても　追い付けない　それでもまだ　追いかけたよ

そうやって　僕らは駆け抜けていくこと　覚えたんじゃないか

笑いながら　息を切らし　飽きることも　知らないまま

駆け抜けていけよ　風の中を

足りないものだけ　数えきれなくて　夜を塗り潰していた

「どうすればいいの」と抱えきれなくて　泣きじゃくっていたんだよ

通り過ぎた人　立ち止まった人　君はどっちに温もりを感じているのだろう

追いかけても　追い付けない　それはまるで　星空のよう

言葉を忘れて　僕らはただただ　見上げていたんだよ

凍えながら　夜明けを待ち　花はやがて　咲き誇るだろう

咲く場所も知らず　ありのままで

追いかけても　追いつけない　それでもまだ　追いかけたよ

そうやって　僕らは駆け抜けていくこと　覚えたんじゃないか

笑いながら　息を切らし　泥まみれの　心のまま

駆け抜けていけよ　風の中を