くたびれた生活の片隅で 小さな花びら揺れる
陽の光を浴びたいんだよと 言葉もなく無邪気なままで
はみ出した思い出はいつの日も 窓辺にもたれているよ
掌からすり抜けていく 儚さと共に
何もないと思っていた この部屋に差し込む光
埃みたいに幾らでも 叩けば溢れ出す 君のこと
眠らない月明かりの調べに いつかの温もり香る
寂しさとは千切れて気付く 花びらのようだ
奪い合うことじゃなく 与え続ければよかったな
永遠に咲く花はない でも君との日々は 消えないな
くたびれた生活の片隅で 小さな花びら揺れる
寂しさはもう抱えていくよ 夜が明けるまで
花はまだ
- 作詞
小田和奏
- 作曲
小田和奏
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小田和奏、およそ3年半振りとなる今作は、コロナ禍に入った 2020 年頃からひたすら作り続けていた楽曲の中でも比較的最近に書き上げた楽曲を中心に構成された全3曲を収録しました。
ピアノとアコースティックギターでの弾き語りを中心に据えた音楽活動ながら、紡がれる楽曲は優しさも暖かさも時を重ねるごとに増していっています。
e.p. サイズながら充実した内容となった今作、小田の現在進行形の音楽をぜひお聞き逃しなく!